里と湖のポレポレ時間~

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アゴラの日常 6月14日 ”はじめの二歩” と 道具の扱いと利己的と個を大事することの違いについてのお話。

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始めの二歩・・・今日は二日目。4歳のM君はどんどん打ち解けて行く。同じく、小1のS君もK君も勢いついて行く。
S君は家から図鑑を持ってきたのかな。今日は新しいスケッチブックがきたので、自分の絵を大事に描くよ。
小1のH君は、今日も虫図鑑を開いて・・・
「ボク今日はトノサマバッタ描きたい!」と年長さんのK君が言った。
小1のH君は、「じゃあボクのこの本みなよ、ほら!トノサマバッタ!」って言った。
年を超え、関わり合う。いいね〜110.png

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今日はこの間の要望にお答えして・・・ユンボの本を買ってきたよ。ちゃんといい絵描いてね!
「うん!描くよ」って自分のスケッチブックに描き出すM君。
じゃ〜ん!ワイルドなユンボが描けたよ!
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途中ヨーグルトの箱を持ってきて、これ切りたいってカッターを触り出した。
「あ!あぶないよ」ていったら、ボクは家で使ってるもんってM君がいう。
でもね・・・、ここでは、使わないね。小学生になってから使うんだ。
M君「何で・・・」
おばちゃん「危ないから・・・」
M君「でもボク使ってるもん・・・」
そんなこんなで、やり取り中に他の子供達が先生、折り紙ほしい!割り箸ほしい!・・・様々に要求が続くからそれに合わせて動いていたら・・・今日も体験&見学者が来ていて先生はそちらに・・・(よっておばちゃん先生ひとりでてんやわんや)
あ!カッターの歯を出してるじゃん!あ・・・危ないってことで、「ごめんごめん、ちょっと今日はカッター使わないね。先生に今日は切らせてね」ってカッターを取り上げた。
M君「ぼく、これ切りたいんだよ」
おばちゃん先生「じゃあこの箱に、切りたい所をこのペンで書いてください」
M君は大きく頷いて、書いた線を先生がカッターで切った。
M君「ほら〜戸が出来た。ここから人がのったり降りたりするんだよ」って。
ヨーグルトの箱は何かに利用するようだ。M君、何が出来るのかな?

見学者の説明が終わり、先生は子供達と関わり出した。
M君「ユンボ作りたい!」
先生「そうか、ユンボか〜」ってホークスプーンとカラーテープと割り箸をもってきて、ここを撒いてってM君と一緒にシャベルを作り出した。
先生は大きな箱を切って土台にして・・・すると、M君さきほどのヨーグルトの箱を持ってきた。
M君「これを使いたい!これをここにおいて、人が乗るんだよ」て・・・あ!使えるね。M君ちゃんと構想があったんだね。
そしてできたできた!大きな箱のユンボ♩
するとM君、鞄から割り箸とアイスクリームのスプーンを出して、「これ持ってきたんだよ」って。
あ、そうか、M君ちゃんと考えてきていたんだね!先生と思考同じだったね。


アゴラではカッターは小学生になってから教えます。
M君のように家で教えてくれたからって言う子もいます。でもアゴラでは小学生からだよって先生はハッキリ言います。
なぜ?
体力だよ、はっきり言ったら。手先の使い方、いろんな意識の把握など、6歳を過ぎた頃にようやく教えられる。
アゴラではまず小学生になったら糸鋸を教えます。
怖いという感覚を理解している子に教えます。
大丈夫だよって、・・あるいは注意散漫の子には教えません。
それは怖いという感覚が身を守るからです。
怖いをちゃんと持ち合わせていれば、糸のこを動かしているときは意識は集中ししっかり道具を扱います。”怖い”がなかったら、道具の扱いを学びません。おおちゃくになって注意散漫。だからけがをしてしまいます。
カッターも同じ。(これって野生・・・ワイルドの意味。繊細さ、デリケートを知ってこそ身を守れるってことです。)
Mちゃんが例え、上手にカッターを使えたとしても、アゴラと言う社会の中ではまだ教えません。
それはM君がカッターを触ったら、他の子も触りたいから・・・道具は子どもにとって大変魅力のある物だから。
でも体力のない、怖い、危険の感覚を皆が持ち合わせてなくて、ノリで小さな子供達が使い始めたら、先生は見切れないのです。
アゴラは大人が責任をもって、子供達と関わっています。
それはアゴラの先生とおばちゃん先生の許容範囲の中でですが・・・近頃はあぶない!と小学校でもカッターなど危険な物を使わせない・・バリアフリーを安全と言う学校、地域がありますが、これとアゴラは違います。
ちゃんと小学一年生になったら、向き合い、道具の使い方を教えます。
だから・・・M君アゴラでは小学生まで待ってくださいね。

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年長のK君は・・・糸電話作りたい!って言ってきた。じゃ〜って紙コップ二つと凧糸と簡単にとれないテープの止め方教えます♩
初めての糸電話。聞こえるかな?「もしもし」
糸をピンと張ってね!
「はい!もしもし」って小1のT君が一緒に遊び始めた。優しい光景。
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小1のK君はいろんな形の箱を持ってきて工作し始めた。写真を撮ったら、まだまだこれ途中だからね!って注意された。

先生は紙をいじり出して動く飛行船遊びを始めた。みんなあつまって興味津々。

小1のS君、この間より動きが出てきた。絵もUFOを描いたよ。

先生は紙で動くロケット、飛行機を作り指遊びがはじまった。
みんなもうまく遊べるかな。
小学1年生はみんな屋根裏部屋に上がって遊び出した。
段ボール、はさみ、ガムテープ、・・・いろいろ上にあげ始めた。・・・材料は元に戻してよ!
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今日は動く車を作ろうって思っていた先生。
でもみんなの動きが違ったから、これは今度ね・・・ってちょっと前ぶり遊びだけ教えよう。って板を斜めにして車を動かし始めた。子供達はそれにつられて、興味津々!

ある子は紙飛行機遊びはじめた。ボクも!ってM君。
じゃあボクが作ってあげるよってH君。やさしい。
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じゃ〜ン!今日は飛行機を作ったT君。いつも鳥を作るT君は、大きなジェット飛行機の出来上がり。
そんなこんなのアゴラの日常。
特に幼児クラスは今活発さを増している。
小さなときからの育みは忘れない。
アゴラの先生は、子どもの大事な所を見守り伸ばしてくれる。君のここがいい!これがいい!
そして良い悪い・・・ちゃんと立ち止まり目を見てしっかり伝えます。
常識が大幅に変化した日常に、生き物としての大事なことや知的好奇心を刺激します。


『考えよう&伝えよう』

ある子が、ビービー玉を外にとりに行きたいって急に言い出した。
ビービー玉って外にあるの?どんなやつ?って聞いたら、机の上のスケッチブックに黄色いサインペンで○を描きだした。
「あれ!ダメダメ!これお友達のだよ!お友達の大事な絵が描いてあるじゃん!お友達の大事な作品の中に描いちゃダメだよ!ボクもそうされちゃ〜悲しいでしょう?」てスケッチブックを取り上げた。
ある子は???って顔をしてる。
描かれた子は消しゴムで黄色のサインペンの○を消した。
画用紙がももけた。
ちょっと悲しそうな顔だった。
「ごめんねってあやまるよ」ってうながし、「ごめんなさい」ってある子は言った。
描かれた子は、「出しといたから・・・もう片付けるよ」って大事にスケッチブックを片付けた。
で、ある子は他の紙に黄色の○を描いて私にビービー玉を教えた。
ごめんなさいって大人が促し、伝えて謝る。でも・・・何で注意されたかがわからないみたい・・・
そういう感じの子はいる。他者のものと自分のものの区別、相手が大事としてるってことがわからない。
これはどうしてか・・・兄弟がいる事と一人っ子のちがい?・・・道理を伝えないから?・・・んんん???
自分しか見えない、他者の大事なものがわからない・・・これってちゃんとひとつひとつ立ち止まり、大事なものを伝えることが大事。
時たま人の作品をいい加減に扱う子がいる。これってとても悲しい事。
一生懸命描いたもの、作ったものって大事。

私は親によくいわれた。
『人まねはいらない。買ったものもいらない。あなたが作ったものはひとつしかない。これしかない。今しか作れないものだから・・・どんなに下手でも手作りが私は好きだ。』
これはひたすら母にいわれた事だった。オリジナリティー。
それと相手の気持ちを考えなさいと口うるさくいわれた。
この育みは今の自分を作っていた。
うるさい親をうっとうしいと思ったし、ウザいとも思った。だから優しい親御さんがうらやましかった。
でも今私が世間体から外れた意識が持てたのは・・・つまり国家の全体主義的意識から外れた感覚、”これっておかしい?”と思えたのは、そういう母のオリジナリティーを伝えた意識が私が個を大事にできたのだとアゴラの先生はいう。
親の役割って大きい。
例えば、勝ち組の優等生がいる。その優等生の親はお金で物事をほとんど解決していた。そして勝ち抜く事を強いていた。他、優等生故に親には何も怒られる事なく、「いいよいいよ」っていわれていた。
その子は大人になり、どんどんその親のようになっていく。子にも「いいよいいよ」っていうだけだ。
子育てとは怖いものだ。
子は育てられたようにしか育たない。そして親以外に関わった環境によって感化される。
その二つでだいたいは決まる。
成人になって親への反発、反面教師になる場合もあるが、40歳をこえるとどんどん育てられたように戻って行く。

今日本がおかしな方向に動いている。
それは戦争で物を奪われ生活をめちゃくちゃにされた人々が、アメリカやアメリカに追従した日本の権力者によって物質社会とお金社会がすべてと教えられ、侵された果て・・・
競争もそういうアメリカというか・・・ワンワールドオーダーというべきか、一握りの資本家の利のためにあてがわされた戦略だ。
競争を助長させると、優しさ、思いやり、他者がいる事を大事に出来ない。
*個を大事することは利己主義ではない。
*他者がいる事を強いすぎれば、全体主義の申し子だ。
この*二つは今の日本人にとって大変わかりにくいことのようだが、よく考えてほしい。
個を大事することと利己的。他者を意識することと全体主義。
個を大事にする事は、自分の意見を大事にする事。意志を持つ事。その自分がもてていなければ、他者が誰かもわからない。故に全体主義・・・他者を見習って・・・真似て答えを掴む人となる。
与えられた答えに振り回される人となる。
人が自分の意見を持ち、思考し、社会を考える事が出来るというのは、個をもたなければできない。
オリジナル・・・自分を大事にできる子はこれからの社会への意志を示すひとりとなるだろう。
表現できる子は、”そうぞう”できるということ。
工夫する、考える、こうしたら・・・こうなる・・・もっと知りたい・・・知的好奇心。

今教育はデジタル化し、数字によって評価される。理数系を重んじ、暗記の教育を推し進める。
文系より理系の方が難しい。だから優秀とは理系・・・
けれど、どんどん人間性の劣化が進んでる。
人の命を左右する医療や教育において、数字、視覚・・・教えられたように覚える・・・それが答えだとする大人の存在。
目の前の人の存在を感じない。・・・気持ちをそうぞうしない。
競争と暗記と数字で推し進めた教育が人としての意識からロボット的意識に変わっている。
社会がそう言う方向に舵を取っているとて、その意識からそろそろいち抜けしてほしい。
人間らしい・・・生き物としての子どもをひとりでも多く育んで行きましょう。
親がしんどいのなら、そこに居合わせた大人が子供達を見守り関わりましょう。
そう私は思います。




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# by agorakodomo | 2017-06-17 15:42 | アゴラのこと | Comments(0)

”虫かごを作ろう!” 2017年6月12日

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# by agorakodomo | 2017-06-17 14:05 | 湖のアゴラ | Comments(0)

日常のアゴラ 2017年 6月7日 “はじめの一歩”

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今日は新しいお友達が三人来ました。最近勢力的な幼児クラスです。
そして今日は初めて社会にデビューした4歳のM君が来たんです。
はじめの一歩。
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みんな図鑑を出して描き出しています。それ、何も言わずにですよ・・・この空気すごいです。
僕も・・・ぼくも・・・ボクも・・・

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4歳のM君は素でユンボを描きました。
「描けた!」ってMくん。
「いいね〜上手だね。すごくいい。ユンボは何を掘っているの?」って聞いたら・・・
「つーち!つちだよ、つーち!」
「じゃ〜土も描いて」
「うん!つちは、ちゃいろだから・・・茶色ある?」って100色の色鉛筆の中を探したM君
「これだね!」って指差すと・・・
「うん!この色だね!茶色。土の色」って土をごうかいに描き出した。

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新しい子供達二人。小1のK君とS君。
K君もクワガタムシを図鑑を見て描きます。大きなたくましいクワガタムシが画用紙からはみだしそう。
きっと強いね!このクワガタ虫!
S君は、頭を抱えちゃった。
どうした?
「う・・・・んと、う・・・んと・・・難しいな〜」と奮闘中。
「見て描けばいいよ」と先生。
「う・・・んとう・・・んと・・・」
とりあえず図鑑を持ってきた。
「何を描くの?猫だね」って小1のT君がS君に声をかけてネコ科の動物の話をしてる。
さて〜、S君は描けたかな?

すると4歳のM君、「ボクも図鑑見るよ」って本棚の所にきた。
おばちゃん先生「何探してるの?」
M君「ユンボがいっぱい載ってる本」
おばちゃん先生とアゴラの先生は図鑑を探すが、生き物の図鑑はいっぱいあっても、自動車系はなく・・・ユンボが描いている絵本の中を示した。
M君「もっといっぱいユンボが並んである本がいいの・・・もっといっぱいだよ」って笑った。
・・・やっぱりないから「今度用意しておくね」っておばちゃん先生とアゴラの先生は言ってかつかつ図鑑からユンボの絵があったところを出してM君の机の上に載せた。
M君「今度用意しといてよ101.png」って笑った。

年長のK君はてんとう虫の項を出してカメノコテントウを描いてた。
年中のU君、ひたすら自分の絵を描く。微動だもしないでモクモクと・・・真剣なまなざしがいいね!
小1のH君も今日もテントウ虫を描きながら、隣のT君に声をかけた。
T君頷きながら鳥の絵を丁寧に描いた。
見てみて!といつも描いた絵を持ってくるT君。必ず写真を撮るこの行為は続けます。
「今日は何を描いた?」
「シギだよ!アオシギ!」
「鳥の特徴を捉えているね!」ってアゴラの先生は言う。
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この間、アゴラのお約束をBlogで伝えたけれど・・・
今日がはじめの一歩だから、もう一度ちゃんと伝えます。アゴラの約束。
「ちびっ子ランドに行く時のお約束、この滑車を使う時、ゆっくりおろすよ、ゆっくりあげるよ。人がいるときは動かさないね」ってアゴラの先生が子供達に伝える。
M君は真剣に先生の手の動きを見て手振りをまねしながら観察します。

するとM君滑車を触りたい。
M君「触っていい?」
おばちゃん先生「いいよ、人がいない時にこの袋に荷物を入れてあげてあげるんだよ」
M君「何かあげたい」
するとU君が秘密の地図を画用紙に描いて持ってきた。
U君「これを上に持ってきたい!」そう言って袋に秘密の地図を入れ、U君はちびっ子ランドに上った。
おばちゃん先生「M君、上の人に荷物あげますから、とってくださいね。って伝えてください」
M君はニンマリと笑って頷いた。
「上の人!荷物をあげますからとってくださいよ!」って大きな声で上に向かって叫んだ。
「あいよ!」そう返事してくれたのは小1のY君だ。
M君はニコニコ滑車をあげた。Y君はす〜とあがってきた荷物をとってくれた。
M君はニコニコして「ありがとうございました」って返事した。
味をしめたM君、今度は道具を送りたい!ってはさみ、ガムテープを袋に入れて「はさみとテープをおくりますと」って言った。
おばちゃん先生「はさみはあぶないな・・・」ってポソって言ったら・・・
Y君「上ではさみはつかわないからいいよ、テープだけで」
M君「はい、わかりました!テープをおくりますね」ってニコニコしてはさみを取り出しテープだけを入れた。
いつのかにか滑車屋さんごっこが始まった。
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「はい!それではみんな来てください!」とアゴラの先生。
板と枝を先生は用意した。
「木をこの板に差し込みます!まず板を紙ヤスリで奇麗にします。その後順番に電気ドリルで穴をあけるからね」
みんなは真剣に聞いている。
そして一人一人先生といっしょにドリルで穴をあけた。
その真剣なまなざしったらよかったよ!
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板に木を差し込んだらボンドで抜けないように止めて・・・
色画用紙で木にとまらしたい生き物を作って!
さ〜!みんな何をとまらせる?
「カブトムシ」「てんとう虫」「クワガタムシ」「鳥!」
「いろんな色の生き物をとまらしてね!」
U君は、「白い画用紙で描く!」っていっぱい虫を描いて、ボンドで上手に貼っていました。

T君は丁寧に鳥を描きます。くちばし、細い足・・・あ!一本の足がきれちゃんたよ!・・・もう・・・一本足の鳥で良いや・・・細かい作業が続きます。

M君は何?
M君「黒でカブトムシを作る」
おばちゃん先生は紙を半分に折って、はさみをもったM君にここを切ってください!」と言った。
M君「はいわかりました」ってはさみをチョキチョキと動かす。同時におばちゃん先生は紙を少し丸く動かす。
おばちゃん先生「ではではひらいてください」
M君「あ!○だ!」
そして角をつくって、テープで貼って・・・上手にカブトムシの出来上がり!
次はM君ひとりでつくろうね!
あ!できたできた!緑と黄色のクワガタムシだ!」はじめの一歩。

H君はひたすら図鑑を見て描く。何を描いてるの?あ!てんとう虫がいっぱい!そう!てんとう虫って小さいものね。実物大のてんとう虫の木が出来た。

小1のK君はいっぱいの生き物が木に乗っているんだ。おおきな鳥はなんだ?「キツツキ!」「いい!」
S君はK君とH君の描いてくれた生き物をはさみでチョキチョキ!お友達と合作の木が出来上がり。
K君もH君も協力的だな〜。
S君はいうんだ。家で仕上げてくるよって。
アゴラはね、宿題なんて出さないよ。これやらにゃきゃダメってことはないんだよ。うまく仕上げなけりゃ〜ってこともない。自分が作りたいように、描きたいようにやればいい。家で手伝ってもらって・・・いらないんだよ。
自分の表現をやろう。頭で考えすぎないで・・・リラックスして自分をおもい余す事なく出そうよ♩


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# by agorakodomo | 2017-06-10 11:39 | アゴラのこと | Comments(0)

ホタル観察会とびわ湖アゴラ造形教室

ホタル観察会と2017年6月のびわ湖アゴラ造形教室のお知らせです。

前日、ホタルが観察会あります。可能でしたらご参加ください。
ホタル観察会は6月10日(土曜日)19時半に野鳥センターに集合。
車で乗り合わせて行きます。
参加費無料です。

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びわ湖のアゴラ造形教室『虫と造形』

毎回同じく、野鳥センターの池田さんのレクチャーとスケッチと『虫と造形』をやります。
詳しくはまたブログにアップしますので、見てください。
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6月11日(日曜日)10時〜16時。
参加費:2500円 付き添いの大人1500円。
必要物品:筆記用具、お昼の準備、スケッチするのに必要な物品。

連絡:アゴラ子ども美術工場 ☎0537-27-1428 携帯:090-7963-5720


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# by agorakodomo | 2017-06-04 17:45 | お知らせ! | Comments(0)

日常のアゴラ 2017年6月3日 小学クラス ”子に教えられ”

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今アゴラの庭にはジュンベリーの実がなっている。
子供達に少し・・・と思ってとってきた。
あまい〜!食べれる。おいしい。の声。
S君が食べ終わって出てきた種を大事そうに持ってきた。
S君「なんて言う木なの?」
おばちゃん先生「ジュンベリーって言うんだよ。6月に実がなるからジュンベリー。おいしいでしょう♩」
S君「うん、これ、とった種」
おばちゃん先生「これを植えるといつか芽が出るかもね」
S君「うん、やってみようかな?」
おばちゃん先生「この木は、曾孫生えがドンドン生えるんだ。その曾孫生えを根きりして植えるとこれが大木になってまた増えるんだよ」
S君「うん、わかる!でもこの種を植えようかと・・・」
おばちゃん先生「植えたらいいね。これ立派になる時、S君はいくつになっているんだろう?やってみな!ワクワクするね」
S君「うん、お父さんは小さい時にドングリを植えてうちにはそのドングリの木があるよ」
おばちゃん先生「そうなんだ。ここもね、ドングリ植えて大きくなっているよ、ね、Yちゃん」
Yちゃん「うん、植えた。一年生の時」
そのYちゃんは今6年生。ドングリの木は背丈1メートルの木となりました。
子どもの成長と、子どもからの発想。
子どもが植える種の行方を知りたいものです。
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アゴラは今バラ、ダイコン草、ラベンダー、弟切草、キャッツミント、セージ等がいっぱい咲いています。
子供達も初夏の陽気と、花のにぎやかさでついつい外に出てきます。
おばちゃん先生が庭を見ていると、子供達もゾロゾロでてきて、「何してるの?」て言ってやってきた。
おばちゃん先生「花好き?」と聞いた。
K君「うん、おばあちゃんがお花の先生だからお花いっぱい庭に植わってるから」
S君「うん好きだよ。バラ奇麗だよね。でも僕はムスカリが好き」
おばちゃん先生「ムスカリって知ってるんだ」
S君「うん、バラもいろいろ知ってるよ。好きだからね」
K君「わ〜!これ怖いわ。通れない」
おばちゃん先生「バラだからね。こんなになるって思いも寄らなかった。結構鋭いから気をつけて。ムリムリにここを通らずに外からこの景色は見てね」
するともうひとりのK君、バラの新芽の枝を折った。
先生「何してるんだ?K君、バラがさいてるんだよ、何で折るんだ?」
K君「邪魔で通れないから」
先生「通れないからってこれから咲こうとしてるバラの枝を切るって・・・」
他の男の子「だ〜めだ!だめ〜だ!」
おばちゃん先生「もうとらないでね。通りたい気持ちもわかるけれどとらないね」と空気を散らした。
通れないから新しい枝を折る行為。何で悪い?・・・
子どもにとって植わってあるバラの枝は草となんら変わらないものとなる。通りたいから折った・・・それまで。何もわるかない・・・折った行為に注意されて戸惑う・・・
こういう時、自分が優先で、草花は邪魔な存在。邪魔だから折った。自分にとっていらないからとったまでの事。
「生き物は人間だけが生き物ではないのだよ。アゴラでは草花も、虫も大事にするんだよ」ってしっかり目を見て伝えます。
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小学1年生になったK君、一年間家の用でお休みでした。
一年経ったK君は、ちょっとお兄ちゃんになっていた。
K君はあいかわらず家からいろんな材料が入った箱を持ってきていた。一年後の今日も持ってきた。
紙コップで何か作りたんだよな〜ってK君。
鳥の図鑑を本棚から出してきて、これをここに描きたいんだけれど・・・どうやったら良いかな〜ってほおづえついてしばらく動かなくなった。
ならさ〜って、おばちゃん先生は、同い年のT君の紙コップの鳥の写真を見せて、こういった。
「これさ〜、T君の作品で、T君毎週紙コップの鳥を作り続けてるんだ。こういうやり方もあるよ」
K君「うん、T君覚えているよ。鳥が大好きな子だろう。わ〜すごく上手だな〜!すごいね!僕はねあの子が鳥の絵やものをいっぱい作っていただろう。すごいな〜って・・・だから僕は鳥が好きになったんだよ!」ってK君は優しく言った。
K君のこの言葉が良かった。
K君は、相手の表現をちゃんと認め、褒め、T君によって僕は鳥が好きになったんだよってニコニコして言うんだよ。
相手を認める行為をちゃんとできるってすてきな事。
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小2のYちゃん、今日は作家のように小さな机に向かってひたすら絵本を描いていた。
Yちゃんは生まれた時、心臓が悪くって入退院を繰り返し、手術も経験した。
長い長い時間、Yちゃんの生活環境は病院だった。
それに付き添う親御さんの様子も想像する。
親子の関係も医療者で手術・集中治療室に勤務していた私は、なんとなく想像できる。
アゴラの先生は、Yちゃんの独り言に着目。
「ね〜ね〜Yちゃん、絵本を書いて。今お話ししているお話をこの先生が作った冊子に描いてほしんだ」って先生。
それからYちゃんはアゴラで一冊毎回書いてもって帰った。
お母さんには、この本を大事にしてください。と伝えた。
Yちゃんはそれから家でもいっぱい本を描くようになっていたらしい。
今日はYちゃん来るなり、絵本作りに集中してる。
大事なお母さんに渡したいから・・・
ちゃんと届くよ、Yちゃんの気持ち。

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『まま ありがとう』
おしまい

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急に子供達はシャボン玉するからストローと食器洗いの洗剤をと言った。
おばちゃん先生は言われたように物品を用意した。
子供達は外に出た。
外に出ると子供達は、レモンバームの草の際に泡ぶくをブクブクしてる。
確かにレモンバームにもブクブク泡はかかってる。
子どもたちはゲラゲラ笑う。
キャンプの時、庭で同じような事をしていた事を思い出し、ま〜これもありかとおばちゃん先生は教室の中に入った。
すると小学1年生のK君が言った。
「あの草にはアブラムシがいて、それを食べにてんとう虫がいたんだよ。しゃぼんでてんとう虫やアブラムシが死んじゃうよ。わかってやってるのかな?殺したいのかな?ここにいるてんとう虫は〇〇てんとうっていうんだよ。何も悪さしないのに」
「・・・」
Kちゃん、見えてるね。知ってるね。そうだね〜、人は見えなくなるんだね。おばちゃんも見えなかった。子どもが喜んでいるならとそこだけを見てた。レモンバームにいる虫を見えていなかった。
確かに幼稚園児クラスはてんとう虫や小さな虫、種、あらゆるものが見えていて、すごいすごい!って教えてくれる。それに加えてKちゃんは、生き物のこと、洗剤の事・・・知ってる。
知的好奇心を親御さんはちゃんと育んでいたんだねってアゴラの先生は言った。
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小学5年生のHちゃん、ひたすら絵を描きます。彼女のスケッチブックには毎回丁寧な絵が並びます。
いろんな色の実験や図鑑を見て描くことに余念がありません。
時には草間弥生の本を持ってきた事がありました。
親御さんからの誕生日プレゼントだといって大事にしていました。
先生が、一つ一つ家から持ってくる本を見て、知的好奇心を親御さんはちゃんと刺激してる。良い本を与えてるって。
Hちゃんは他の姉弟と同じく、デジタルをやらない。
だからか、そうぞうが消えない。
そして優しい。
小学1年生のK君は、鳥の動くおもちゃを作った。その作品に色を載せたい。
カワセミを描きたい。
K君「先生、カワセミってどんな色だったかな?」
先生「これだよ」って先生は野鳥の小さな本をK君に見せた。
K君「え?こんな色だったかな?もっと奇麗なカワセミだよ・・・」K君少し苛立った。
するとHちゃんは本棚から自分が描いていた図鑑を出して先生に渡した。
先生「これか?K君」
K君「うん!これこれ!奇麗!すてきだ」って笑顔になっておもちゃに丁寧に色をつけていった。
K君の満面の笑みは言うまでもない。
Hちゃんは、その後貼り絵を始めた。
Hちゃん、言葉は多くを語らないが、す〜と弱っている小さな子に手をかしてるんだ。それをちゃんと見ているよ、アゴラの先生は。
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# by agorakodomo | 2017-06-04 00:18 | 子供達のこと | Comments(0)