11月11日(日曜)二回目の奈良先生の教室。
今回は何を教えてくれるの?
今回は、金ぱくを使いますよ♩
金ぱく〜??????!!!!!
そう!金ぱくだよ、日本画で使うんだよ。今日はこの金ぱくを使って作品を作りますよ。
へ〜〜〜!?
金ぱくは、薄くって、ふ〜って息でも飛んでしまいますから、丁寧に扱ってくださいよ!
金ぱくを紙に定着させる方法は・・・
ロウが一役かいます。
「ロウ?」「そう、ロウソクのロウだよ!」
ロウを薄い紙に塗ります。そして金ぱくをその上につけて・・・
画用紙に描いた絵に、金ぱくを使いたいところに木工用ボンドをつけて・・・
はい、金ぱくを引っ付けます♩
どうどう?うまく貼れるかな?
すごく繊細な金ぱくは、息でふ〜って飛んでいく、おいおいって感じで金ぱくを捕まえようとするけれど、金ぱくは綿菓子のようにつかみ所なく、すぐにさけてしまいます・・・
それをうまく扱いながら金ぱくを貼っていきます。
ほらほら♩どう?出来た出来た♩金ぱく貼ったらすごくゴージャスな作品になったよ!
竜なんかさ〜、中国らしさが出ていてさ〜、ちょっと屏風絵にでてきそうじゃない?
暗闇に金ぱく!高価な金ぱくは、子どもたちの想像に惜しげもなく使われるのであります・・・
狩野永徳か!?はたまたクリムトか!?
子どもたちの作品は、何となくクリムト派って感じの作品に仕上がったのであります。
そして・・・子どもたちの様子をそっと見守る陰が今日はありました。
誰々・・・!?
子どもたちはあの人影が気になります。
誰・・・誰・・・あ!渋たれ先生!
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
先生ご無事で!大丈夫?歩けるの?ほんとに先生?どうして?え〜〜〜〜〜〜!!!
そう渋垂先生が今日は、このアゴラに顔を見せにやってきました。
事故で一時はどうなるの?って心配していた先生は、47日間ベットで安静を強いられ寝たきりだったのですが、先生の生命力とみんなの優しさに支えられ、骨折が治癒に向かう頃からさらに激しいリハビリを頑張られ、杖を使わなくても歩けるまでに回復していきました。
先生は倒れられてから、子どもたちからたくさんのお手紙や絵をいただきました。
まだ意識がしっかりしない時から子どもたちは、千羽鶴を折り、手紙を書き、先生に思いを届けました。
その思いが先生に届いたのでしょうね。
子どもたちに笑顔が戻りました。
柔らかい表情になりました。
良かったね♩
そして午後は中学、高校生クラス。
今日はT君と、L君の二人。
金ぱくっと言えば、、、T君は金閣寺をイメージしました。
L君は気球を。
小学生クラスより丁寧に金ぱくを扱う中学生。さすがだね。
そして大変ゴージャスな金ぱくの金閣寺出来上がりました♩
奈良先生ありがとう♩
普段は絶対に体験できない試みでした。
貴重な金ぱく、今後日本画を!と目指す子どもたちが出てくるかな?
乞うご期待!