里と湖のポレポレ時間~

agorako.exblog.jp
ブログトップ

<   2015年 05月 ( 3 )   > この月の画像一覧

アゴラより

e0253482_9313875.jpg

e0253482_9322740.jpg

5月17日日曜日、琵琶湖の野鳥センターで造形教室を開催します。
今回は七色画用紙の絵本作り。
自分の好きな色画用紙と自分の好きな形とお話。私の絵本。
立体的な自由な不思議絵本を作ってください。
参加される方はアゴラ子ども美術工場 ☎0537-27-1428or事務局090-7963-5720お電話ください!

日時:5月17日朝10時〜16時(途中お昼休憩あり)
場所:湖北野鳥センター 滋賀県湖北町今西 ☎ 0749-79-1289
費用:参加される方お一人様 2500円

是非ご参加ください!


アゴラより・・・
さて皆さん、日常は変わりなく当たり前に明日も来ると信じ毎日を暮らしていると思います。
私もそのひとりです。
だから今ある事、出会う人、事、物も当たり前に明日もある、明後日もある、来月もある、来年もある・・・と思い込んでいます。
そう、そのように私たちは当たり前を認識して生きています。
ただ、本当に明日は当たり前に来るのでしょうか?
私は今日、少し衝撃的な言葉を聞きました。
いつまでも続く事は無いんだよ・・・
これはアゴラの先生の言葉です。
え?
と私は思ってしまい、聞き返してしまいました。
例えば、アゴラがある。野鳥センターの造形教室がある。それはいつまでもではない・・・と。
え?
野鳥センターは大変すばらしい場所です。その大変奇麗な、環境も整った野鳥、琵琶湖の見える施設で出来る造形も、先生が静岡から車で3時間高速を走らせやってきます。そして5時間の造形。
その形が整ってこそできます。体力あっての造形です。
アゴラでも体力がいる作業です。
皆永遠ではないんだよ・・・
伝えれる時間は永遠ではない。
・・・・・
そうなんですね、人とのご縁も物とのご縁も様々なご縁は永遠ではない。
そして大事な事を利害なく伝えてくださる人は少ない。
次はある・・・それは過信かもしれないのです。

震災は私たちにそのことを教えてくれました。
明日も会えると思っていた・・・明日もあると思っていた・・・
だからもう一度見直しましょう。

アゴラの先生は敷居を高くしません。大変低く、対等もしくはその子をたてて縁の下になっている事さえあります。自分を大きく見せません。何者でもない自分としてそこにいます。
すると私たちは、空気のように感じてしまい、特別視せず、辛い時、弱ったときに頼る親の存在に近いところに感じてしまいます。
アゴラと言う自然ある場所も無造作に存在すると思っているでしょうし、野鳥センターでの造形も・・・
空気が消えるってどうでしょう?
自然が消えるってどうでしょう?
永遠ではない、大事な時間を共有することに意識しましょう。
もし大事だと思ったならその感覚を後回ししない事です。

思う事
勉強ができる子が親には必須で、運動の出来る子は親には自慢で・・・そんな子を親は期待します。だって日本の教育や大人の認識が競争社会に勝っての原理を身体にいたいほど植え付けられて育てられたから。
でもですね、そこに追いつけない子たちはどうなんでしょうか・・・生まれてきた価値ってなんなんでしょうか。
私は先生にあなたがあなたらしくいる事が大事。繕わず自分を堂々としていられる事。と言われます。
そんな子供がどれだけいますか?
教育は、型にはめた子供の育成を助長して行きました。いま教育体制がかわりもっともっと個人を削除し団体の中のひとりの育成に力を入れるそうです。
さらにアナログを排除し、デジタルへ移行しゲーム、パソコン、ライン、Facebook・・・情報が与えられて動く人の育成です。アイズで動く。
想像の欠除が、子供や子育中の母親を孤独にしていきます。団体の中にいて安心を得る。そんな空気をまき散らす社会。
造形、図画工作、美術、音楽は、古来からある人間の豊かさでした。
その分野がどんどん削除され、理数系教育を重んじる教育は、数字でしか物が見れないデジタル人間を作ります。見えない幅が欠除します。答えのあるものだけ追い求め、答えは一つだと錯覚する。
答えは人間の数だけあるのです。一つではないのです。
多様性が消える・・・
このまま行けば造形は意味の無いものへとなってしまう。
現政権は文化を破壊していますから・・・
文化が人間の生きた営みの歴史として存在する。
だから親として文化的な子供を育む事を意識していきましょう。
だからアナログを大事にしていきましょう。ゆっくりじっくり育てましょう。
踏ん張りましょう。みんながやっているから・・・はもうやめて、個を守りましょう。
私たちはロボットではない、生き物だから!
[PR]
by agorakodomo | 2015-05-14 08:45 | 伝えたいこと

絵が変わる時

絵からはこどもの発達状態を見る事が出来ます。
といっても、殴り書き、○に棒、手がギザギザの羽、ちゃんとした形・・・
様々です。
では学校や幼稚園、保育所ではその絵の様子をその子の発達状態と見なして判断される場合があります。
あの子はもうこんなに描けた。この子はまだまだくしゃくしゃ・・・そんなことで焦ったり、落ち込んだり、親さんも一喜一憂。
私もそうでした。
アゴラの先生は、言います。
いろんな発達があるんだよ。
ゆっくり、じっくり育つ子だっている。みんな一緒じゃないんだよ。
その子にあった成長があります。
それに形の整った作品だけがいいのではなく、殴り書きでも○に棒でも、頭足人でもその描かれている線や動き、色の使い方、様々な事が絵からは読み取れると言います。
どんな表情で絵を描いているかが本当は大事。
そして絵は日常の生活の仕方にも反映します。
ゆったり、じっくり、向き合う中から絵は変化してきます。
だから絵って面白い。私は先生に出会って、子供一人一人を大事する意識ってどういうことかってことを教えてもらったような気がします。
さて、今日は4歳のY君とお絵かきしましょう!
e0253482_823195.jpg

さ〜、いっしょに描きましょう。
Y君、先生の絵を描いてください。
先生のお顔をかいてください。
え・・・と・・・
どんなんだ?じっくり見てくれ!丁寧に、ゆっくりえんぴつを動かすんだよ。あ〜いいよ、いいねって先生。
Y君は上手に○を描きます。
じゃ〜目は?
○○・・・
髪の毛も描いてくれよ!
うん!・・・Y君は髪の毛を頭から一本一本描いて行きます。
手はどうだ?と言って先生は手を見せます。ほら、手はこんなにごつごつしていて、大きいんだよ。
さわってごらんって先生はY君の目の前に手を出しました。
お!本当だ、大きいな〜。て触ってその感触を絵に描いたら、一本の棒の先に手がつきました。
足も描いてくれ、足はな〜もっと太いんんだな!と先生は足を触らせます。
Y君は、ニコニコしてお!そうか、太いな〜本当だ!っていいながら足を描きます。
e0253482_8235359.jpg

e0253482_82415100.jpg

ほら、靴も描いてくれ。
だってかけないもん、これでは・・・ってY君。
足の横に描いてくれ
うん。解ったって靴もはいた先生が出来上がりました。
眼鏡もかけてます。にてるね!
e0253482_8243926.jpg

こうして作品は出来上がります。
向き合ってゆっくりじっくり付き合い事が大事なんだよって先生は言います。
そして先生は頭をくしゃくしゃって撫でます。
いいな!いい!ってね。
そんなY君、描き終わったら箱で遊び始めました。
箱から足や顔が出てきたぞ!って。
わんぱく元気なY君。あなたは身体を動かす事が大好きなのね♩
e0253482_8251038.jpg
あれあれ〜今度は3年生のYちゃんと2年生のKちゃんが猫ちゃんの真似。
かわいい子猫が箱でママを待ています。
e0253482_82535100.jpg








好奇心いっぱいの幼児教室
e0253482_915835.jpg
絵を描きたんだ!僕今日はこの黄緑色がいいから黄緑で描くんだ!
って、メロンを描いいた4歳のKくん。
そしたら描く所なくなっちゃった・・・て何やら手に描き始め、・・・
紙にもみじ・・・
ってあれあれ・・・
おもしろいね〜、ちょっと見ていよう♩って先生。
すると絵の具の感触に酔いしれているKくん。
おい、K君って声をかけたら、じゃ〜んって緑色の手を見せてくれました。
止まらない、子供の好奇心。
この感触がずっとずっと残って行くんだよって先生。
e0253482_922025.jpg
e0253482_924555.jpg
e0253482_93479.jpg
[PR]
by agorakodomo | 2015-05-13 08:50 | 子供達のこと

真剣なまなざし

アゴラでは最初パズルを作ります。
その勢いが年年衰退傾向・・・作る意欲が減ってきて・・・
先生は、カリキュラムを作っていますが、しばらく子供達の自らの意欲を待ちました。
言われてするのではなく、自らこれをやりたいと言う子を待っています。
けれど何もしないで帰る子も時にはいます。
それも良し!これがアゴラの居場所的使い方。
でもね・・・そろそろ制作しましょうや〜!
そんなこんなで今月はみんなはパズル作り。
お兄ちゃんもお姉ちゃんも新人さんも真剣なまなざしを見てください。
怖いと言う感覚を大事にする。この言葉は、先生の口癖で、その口癖は確信です。
怖さを知るから自分を守れる。怖さを知るから想像を巡らして工夫する。その怖さを持ちながら次のステップへと移行します。
子供達の真剣なまなざしを見てください!
e0253482_11502972.jpg

e0253482_1152190.jpg

e0253482_11522949.jpg

e0253482_20595942.jpg

いつもはムードメーカーの二年生のR君、今日はすごく真剣に作業をしました。
このまなざしは本物です。
先生にサポートされながら徐々に先生は手を離します。
自分で怖い機械を動かして、自分のパズルが出来たときの喜びは言うまでもありません。
この満面の笑みを見てください。
照れながら、すごく嬉しいんです!
どうだ!っていう、すごいだろうという、わ〜って自分でも言いようの無い至福感、達成感に満ちています。
だからパズルが切れたら、他の所も色を添えたくなるのです。
大事なパズル。
今日はたいへんいい子のRくん。
自信を積み重ねて自分の意味が見えてくる。
そんな状況を身近で見ていると、子育てって本当に根気と手を抜かず見守る行為の連続で、子供達はある時スイッチが入ったように変わって行く。
先生の子供へのアプローチは本当にすごい!
e0253482_21162883.jpg
e0253482_2117129.jpg
e0253482_21173423.jpg
e0253482_2118296.jpg
e0253482_21184959.jpg
e0253482_21191441.jpg
e0253482_21194660.jpg
e0253482_21201229.jpg

4年生のYちゃん、パズルの下書き、すごいの!
このパズルのピース、ところで全部切る事が出来るかな?
ちょっと心配、ちょっと期待!チャレンジ精神旺盛なYちゃん。
e0253482_21204455.jpg

e0253482_21213193.jpge0253482_2121751.jpg
今日は絵だけ。次週に糸鋸使います!
e0253482_21215647.jpg
e0253482_21222532.jpg
二年になったAちゃんも初めての糸鋸です!
e0253482_21225055.jpg
e0253482_2123784.jpg

おしゃまなAちゃんも一生懸命!
Sちゃんは、おばあちゃんに買ってもらった固形絵の具をつかって優しい絵を描きました。
e0253482_212329100.jpg
2年生のH君、3年生のHちゃんも迫力ある絵を描きました。
e0253482_21235156.jpg














どんな絵を描こうかな・・・5年生のKちゃんは細い筆を上手に使いこなして細い線、小さな部分を描きます。丁寧に〜。
Kちゃんは想像する事が大好き。この前もおばちゃん先生が捨てられるが用紙の端をクシャクシャにして和紙風にアレンジして、貼り絵をしていたら、Kちゃんは、目を爛々とさせてやりたい!と。
女の子らしい、そして日本風の作品作りが大好きです。
e0253482_21241064.jpg
二年のA君も毎回毎回制に夢中。
絵もいい!上手に絵の具を使います。
今日はお相撲セットを作りました。
e0253482_21243054.jpg
e0253482_21245091.jpg














6年生のAちゃんは単色のパズル。奇麗な水色で一面丁寧に色塗り。
Aちゃんならではの発想です。
その後、半年前に作った不思議な立体作品に色塗り。
丁寧な作業です。
e0253482_21251466.jpg


遠くでは6年のS君が作ったパズルで5年のS君と一緒に遊んでます。
おい、S君!自分の作品作ろうや〜。面白い絵が描けてんだからさ〜。
e0253482_21253838.jpg

日曜日の午後は中高生の時間。
中一にT君は弓矢を一生懸命丁寧に、丹誠込めて作っています。
その手前は、今年KAMEの翼プロジェクトに選考された鳥居樹君。
彼はモクモクと国旗つくり。
折り紙で張り合わせています。
彼は優しい。
空気を読んでそこに存在します。
そしてアゴラが大好き。
アゴラに通う事が楽しみなんだそう。
いつも作品を一生懸命作り、自分の作った作品を眺め、ひと時の時間を過ごします。
満足しきった様子はとてもいいんです。
今年の作品展が楽しみです。
e0253482_21261363.jpg

[PR]
by agorakodomo | 2015-05-12 17:33 | 子供達のこと