今日のびわ湖のアゴラは、野鳥センターの植田さんのご指導と、尾上の漁師さんのご指導で、投網漁をします。
みんな野鳥センターで寸胴と網を借りて、尾上の内湖に到着。
さ、ここで網をかけます。
一度目は、漁師さんと植田さんとで網を仕掛けました。どう?いるかな?
えびや小さな魚はいたけれど・・・、今日は難しい?
今度は高校生のM君と植田さんが湖の中に入り、投網を広げていきます。
ぐるぐるとまわって陸地に上がってきました。
網をたぐり寄せて・・・大漁か!?
あ!?すごものゲット!
ゲロゲロウシガエルがいたぞ!
このウシガエルは、外来種。このびわ湖にはいない種。
この内湖の中にウシガエルの卵がありました。
これ、たぶんこのウシガエルが産み落とした卵だという。
植田さんはガツンとカエルの首根っこを掴みました。
カエルは、寝たふり、直立不動、硬直状態です!
おなかはこんなにグロテスクな表情してるんだよ!
それにお腹の皮がビヨヨ〜ン!って伸びきっていた。
あの卵を産んだ直後のウシガエルさん。産後の疲れた時につかまった・・・
アレルギーがない人、触ってみ!
Sちゃんママは爬虫類や両生類が大好き。するんとカエルを捕まえちゃいます。
掛川から来たK君家族。
お父さんも軽々しくカエルを持ちます。おなかもどれどれ!
みんな注目!
どうだ?初びわ湖!何がとれるかな?
あ〜!そのときです!バケツに入れていたウシガエルがみんなが遠くに行って静かになったと、ぴょこんって逃げてしまったのです。
外来種・・・またびわ湖に戻ったり
自然保護ってこういこと。ペットショップで買ったはいいが、飼えなくなって逃がしてしまう・・・これが自然の摂理を壊しちゃう。人間の欲が生態系を壊す、一人一人の思いから大きな事へと発展する訳です。
かわいそうとウシガエルを思えば、このびわ湖の種は消えていくのです。
いろいろ教えてもらうびわ湖のアゴラです。
これ、茎が三角で、葉っぱをとると矢のように見えるでしょう!
どんな味する?
メロンのような味がするんだが・・・
これ、中国の人は料理にして食べるんだそう。
びわ湖では昔の人のお菓子です。おなかがすいたらカジカジ。
タケノコのような味がする。
野鳥センターに帰ってとってきた魚をケースに入れて、野鳥センターの池田君が説明してくれます。
みんな上手で、このまま終わりはいかん!もっと大漁を皆に味あわせたい!って意気込んでくださいました。
じゃ〜!これは里山のK君がびわ湖にと作ったボックスかばん。
絵の具、パレット、筆記用具等が入ったアゴラバックです。
蝶番を付けて、鍵をつけて、…先生のアドバイスで作り上げてもってきた。